2013年2月6日|【観光庁】新しい観光地づくりの取組募集

「日本経済再生に向けた緊急経済対策」の一環として、観光資源の「目利き」と「観光地の担い手」が協働して磨き上げた観光資源を題材にモニターツアー・効果検証を実施するため、新たな旅行商品の造成を目指す地域の取り組みの募集が開始されました。
官民協働した魅力ある観光地の再建・強化事業

この事業では、「観光資源の開拓、見直し」を行った上で、モニターツアーを実施。効果分析・検証を経て、観光庁が開催する商談会に参加することとなっています。

締切りは、3月1日。選定は50件以上を予定しているとのことです。

先日の日本映画製作者連盟の発表では、平成24年の映画興行収入の邦画シェアは65.7%に達しています。
日本映画産業統計

旅行業界も、いかに若者の旅行需要するかが大きな課題となっていますが、上記事業の公募要領をみると、地域資源の例として、「映画」が挙げられています。

映画視聴をきっかけとした旅情喚起は、正に“旬”な取り組みと言えるのではないでしょうか。

2012年12月26日|観光映像大賞の作品募集

(来年は、もっと頻繁に更新する、という意気込みをこめて、半年振りのブログ更新です。)

ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&A)では、昨年より「観光映像大賞」を新設し、来年の第2回に向けた作品募集も始まっています。

第二回 観光映像大賞の実施に向け一般公募スタート

昨年の大賞は、香川県と熊本県。

応募作品の対象は、いわゆる観光映像のみならず、ゆるキャラ、ご当地ヒーロー、ご当地ソング、B級グルメのプロモーション映像や、地域企業、業界団体のCM、ローカル局制作のテレビ番組も該当するそうです。

作品募集については、JFC事務局もお手伝いすることになりました。
どんな作品が対象になるのか?と疑問に思った方、ぜひ、このチャンスを活かすため、お気軽にJFC事務局までご相談下さい!

※JFC会員の方には、別途ご案内をお送りしますので、よろしくお願いします。

2012年6月13日|スマートフォン壁紙を入口とした地域プロモーション

先日、ある民間企業の方より、

 「スマートフォン壁紙のマーケットから地域プロモーションを展開しませんか?」

というご提案を受けました。

この段階では具体的な企業名は控えますが、アンドロイド携帯のアプリ等マーケットを運営する会社です。

iOSの場合は、iTuneストアのユーザーがほとんどとの印象を持っていますが、アンドロイドの場合は非公式のマーケットが有力なようです。

ご提案の概要は、観光地やロケ地の写真を壁紙としてマーケットに置き、その説明文で他のコンテンツやサイト等に誘導することも可能とのこと。

壁紙登録は、画像と必要事項を入力したエクセルファイルを運営会社に送るだけ。
定期的な更新も可能とのこと。

マーケットは、もちろん壁紙だけでなく、各種アプリや電子書籍の販売も行っており、PCとも連動するとのことで、色々なコンテンツを統合したプロモーション活動にも展開の可能性があります。

ユーザーの興味・関心はどこからスタートするか分からない時代。各種権利処理に課題はありますが、映像から小説、音楽など地域の様々な〝所縁”で地域の魅力を一元的に発信できる良いチャンスかもしれません。

ご関心のある方はJFC事務局(担当:室伏)まで、ご一報ください。

2012年2月21日|インド旅行博(OTM)出展報告①

インドのムンバイで開催された旅行博OTM(Outbound Travel Mart)に、参加しました。

JFCとして、旅行博に参加するのは初めてです。今回は個別出展ではなく、観光庁が対インド市場向けに行っているプロモーション活動の一貫として出展したVJ(Visit Japan)ブースへの参加でした。

今回の目的は、スクリーンツーリズムの取組みを紹介することと、海外撮影が盛んなインド映画関係者の方にJFCの存在をアピールすることです。昨年観光庁が開いた、ムンバイで日本での撮影、フィルムコミッションの役割などを説明するセミナーのフォローアップの意味もありました。

インド映画は、100%ではありませんが、多くの映画でダンスシーンが必ず登場します。それらのシーンは、本筋とは文脈でつながることの無い、登場人物などの空想の世界でもあることが多く、最近では海外での撮影が好まれる傾向にあるとのこと。また、観客もそれに期待しているとのこと。

VJブースを訪れる旅行会社の中には、撮影隊を海外に連れて行く立場から、今後の日本での撮影の可能性を熱心に尋ねられる人も結構いました。昨年のセミナーに参加した方も訪れて下さり、新たな撮影隊の目的地として日本に対する関心は高いと言えます。

インドから日本に撮影に来る場合、コストが高いことがハードルになることも予想されますが、日本よりもコストが高い北欧で撮影された事例もあるとのこと。コストを超える魅力の発信と交渉が重要であることが伺えます。

スクリーンツーリズムについては、ごくわずかしか紹介できず、残念ながら反応は今一つというところでした。映画好きなインド人に対しては、やはり実際に映画を見てもらいそれの印象づけがまず第一で、その上で観光を紹介する、という手順が重要ということを実感しました。

インド映画界は、いわゆる“ダンス映画”というカテゴリーに入らない“アート系”映画もインディペンデントを中心に勢力を拡大していると言いますが、まだまだ主流は、日本映画とは大きく異なる“ダンス映画”です。そのような市場にどうやって映画を使って日本を印象づけるか、色々と工夫が必要です。(②に続く)

次回は、今回のインド訪問でその工夫に対して得たヒントについて報告します。

2012年1月12日|地ムービー博 in 茨城

皆さんは「地ムービー」という言葉はご存知ですか?

地酒、地ビール、地鶏など、地域に独特なモノ・コトを表す時に使われる「地」という言葉とムービー(映画)がくっついた言葉です。

映画と地域がセットになった時、これまでご当地映画、地域映画、ふるさと映画という表現が使われてきました。地ムービーに込められた想いは、それら全体を含み、そしてより多様な映画と地域の関わりを表現したい、ということのようです。

「地域で製作に協力した、地元が舞台になっている、あの人がエキストラで出演している、お店でロケがあった、特産品が映っている、スタジオやオープンセットがある」など、新しい映画と地域の楽しみ方を提案する「地ムービー博覧会 in 茨城 http://www.jimovie.co.jp/expo/ibaraki」が2月4日(土)・5日(日)に、茨城県水戸市で開催されます。

情報発信手段が個人化したイマドキは、以前のように「観て」映画を楽しむだけでなく、ファンが作品を「広める」「観せる」「盛り上げる」楽しみ方も増えてきました。

この博覧会も、そのような楽しみ方を味わう良い機会になるのではないでしょうか。

2011年12月22日|旅に関する宿題

明日から連休(早い人は年末休暇のスタートでしょうか)
旅行を計画されている方も多いと思います。

フィルムコミッションの多くが観光振興を目的とする中、観光庁がスクリーンツーリズム促進プロジェクトを平成22年度に展開し、事業運営と委員会の事務局の一部をJFCも担当しました。

その委員会では、「もう一度、“旅”についても考える必要があるのではないか」と委員の方からは重い指摘も受けたところです。

映像を活用した観光振興に関して、よく引き合いに出されるのが映画「Australia」
この作品については評価が分かれるところですが、先入観的に聞いていた評価とは別に、興行収入はアメリカやオーストラリアでは、成功しているようです。

映画ではありませんが、そのオーストラリアの旅文化を描いた文学作品が、配信を受けているメルマガで紹介されました。

ブルース チャトウィン(1994)『ソングライン』めるくまーる社

これは、旅というより「移動」を生活基盤とするアボリジニの足跡が表現された歌「ソングライン」を巡る紀行文とのこと。

一年越しの宿題の一部として、年末の休みで500ページを読破できるか、チャレンジしてみたいと考えています。

2011年12月12日|文化的価値の評価

本日配信の会員向けJFC Mail Newsで、NPO活動の交流会に参加した報告をいたしました。
この交流会は、中央区が地域のNPO活動支援策の一貫として運営している「協働ステーション中央」の事業として開催されたもので、文化活動を担っているNPO団体や企業の方の集まりで、JFCからは会員FCが取組む文化を核とした地域コミュニティ強化等の取組みを紹介しました。
※概要は、以下をご覧ください。
http://blog.canpan.info/cs-c/archive/404

この会で、「フィルムコミッションの活動を定量的に評価する指標はどのようなものですか?」という質問をいただきました。
これまで、ロケ隊消費額や支援作品をきっかけとした観光客誘致による経済効果、撮影件数そのものなどで評価されてきましたが、JFCが話題提供した文化活動としての成果を定量的に評価するのは難しい状況にあります。

ご質問下さった方は、発展途上国とされる国々で子供たちの教育環境を改善する活動をされているNGOに所属されている方です。
人材育成なども、定量的な評価を求められるようになってきていますが、それに違和感を覚えつつ、良い手法の開発に取り組んでいるとのことでした。

あくまで個人的な見解ですが、人材育成や文化振興の果実の一つは、コミュニティ力(ちから)の強化と言って間違いないと思います。
では、何をもってコミュニティが強化されたとするのか。その答えの一つは、国王の来日でいわばブームになった感のある「幸福量」という考え方ではないでしょうか。
または、「ソーシャルキャピタル」という言葉に表される人のネットワークに価値を持つ考え方もあります。

これらを定量的に評価するというのは、フィルムコミッションの活動を評価するより難しいことです。しかし、内閣府も新たなに「幸福度」を図る指標を12月5日に公表しています。

幸福度に関する研究会報告

これらの結果も踏まえて、新しい指標ができないかと考えています。

皆さん、お知恵を授けて下さい!

2011年10月31日|【沖縄‐カナダ】地域発国際共同製作映画の製作発表

文化庁もこれまでの国内映画の製作支援に加え、新たな支援を開始するなど「国際共同製作」に大きな注目が集まっています。
JFCも参加するAFCNetが主催する「Asia Film Policy Forum」でも、新たに参加したASEAN諸国の映像関係者の皆さんも共同製作に高い関心をお持ちでした。

そうした中、沖縄発、そして沖縄オールロケでカナダと共同製作する映画「カラカラ」の製作発表が明日、行われます。

このタイトルは、沖縄の特産品“泡盛”の酒器に由来します。作品は、移住者とウチナーンチュの心の交流を描くロードムービーで、沖縄文化の魅力を文化的なバックボーンの異なるカナダ人の視点も交えながら世界に発信したいとする意欲的な作品です。

映画は、協賛やプロダクト・プレイスメントの手法などで、いわゆるセールプロモーションのツールとしても位置付けられることも多くなってきましたが、この作品は文化的なプロモーション効果が期待されます。

フィルムコミッションの目的とも非常に親和性の高い作品、今後の展開が楽しみです。経過は、このブログでも発信していきますので、どうぞご期待下さい。

また、その他、各地の地域発映画の情報もお伝えしたいと思います。

2011年8月30日|インドボリウッド女優 ディア・ミルザさん来日

インド ボリウッドの人気女優 ディア・ミルザさんが来日し、昨日(8/29)記者会見を行いました。

これは、3月11日の東日本大震災により、大きな打撃を受けた日本の観光業界を盛り上げるため、観光業界と政府観光局が連携し、インド国内に発信力のあるディア・ミルザさんを招請して、日本の安全性や美しい文化などを紹介していただこうというもの。

日本の文化や食、ホスピタリティーなど非常に感銘を受けられたというディアさんは、この日、初めてはっぴを着て鏡開きも体験。
日本の文化に少し驚いていらっしゃいました。

india

また会見には、インドからも多くの報道陣が取材に詰めかけており、ディアさんは、日印外交関係樹立(国交樹立)60周年にあたる来年に向け、より多くの方がインドから来ていただけるよう、笑顔で日本をPRしていました。

この後は、実際に被災地へも訪れる予定にしているそうです。

いや~それにしても驚くほどにお美しい方でした。

2011年1月19日|TOHOシネマズ 映画料金値下げ!

TOHOシネマズが、来春までの映画料金を全国で引き下げるそうだ。18歳以上が、1800円⇒1500円、大学生・高校生1500円⇒1000円、小中学生は現状のまま1000円。
新料金は、栃木、山梨、長野、広島、長崎、鹿児島の6県6施設で3月に導入して、1年間の試行の上、来春に全館導入の予定だそうだ。(1月19日、日経新聞より)
映画料金が値下がりで、映画館に足を運ぶ人が増え、映画に興味を持つ人が増えてほしいですね。