2月2012

2012年2月21日|インド旅行博(OTM)出展報告①

インドのムンバイで開催された旅行博OTM(Outbound Travel Mart)に、参加しました。

JFCとして、旅行博に参加するのは初めてです。今回は個別出展ではなく、観光庁が対インド市場向けに行っているプロモーション活動の一貫として出展したVJ(Visit Japan)ブースへの参加でした。

今回の目的は、スクリーンツーリズムの取組みを紹介することと、海外撮影が盛んなインド映画関係者の方にJFCの存在をアピールすることです。昨年観光庁が開いた、ムンバイで日本での撮影、フィルムコミッションの役割などを説明するセミナーのフォローアップの意味もありました。

インド映画は、100%ではありませんが、多くの映画でダンスシーンが必ず登場します。それらのシーンは、本筋とは文脈でつながることの無い、登場人物などの空想の世界でもあることが多く、最近では海外での撮影が好まれる傾向にあるとのこと。また、観客もそれに期待しているとのこと。

VJブースを訪れる旅行会社の中には、撮影隊を海外に連れて行く立場から、今後の日本での撮影の可能性を熱心に尋ねられる人も結構いました。昨年のセミナーに参加した方も訪れて下さり、新たな撮影隊の目的地として日本に対する関心は高いと言えます。

インドから日本に撮影に来る場合、コストが高いことがハードルになることも予想されますが、日本よりもコストが高い北欧で撮影された事例もあるとのこと。コストを超える魅力の発信と交渉が重要であることが伺えます。

スクリーンツーリズムについては、ごくわずかしか紹介できず、残念ながら反応は今一つというところでした。映画好きなインド人に対しては、やはり実際に映画を見てもらいそれの印象づけがまず第一で、その上で観光を紹介する、という手順が重要ということを実感しました。

インド映画界は、いわゆる“ダンス映画”というカテゴリーに入らない“アート系”映画もインディペンデントを中心に勢力を拡大していると言いますが、まだまだ主流は、日本映画とは大きく異なる“ダンス映画”です。そのような市場にどうやって映画を使って日本を印象づけるか、色々と工夫が必要です。(②に続く)

次回は、今回のインド訪問でその工夫に対して得たヒントについて報告します。